健康コラムシリーズ【第二回上手な医者のかかり方】

みなさん、こんにちは。院長の稲熊です。

医者が教える「上手な医者のかかり方」第二回です。
第二回は、「お医者さんが知りたいこと第一位」を教えます！

皆さんはお医者さんに最初に何を伝えたら良いか、迷った事はありませんか？

今の病状でしょうか？確かにそれも大切ですね。

でも違います。

初診患者さんについてお医者さんが知りたいこと第一位は…

過去の病気のリスト＝既往歴（きおうれき）です！

むかし自治医科大学に在籍していた頃に全国の病院の問診票を集めて研究した事があります。

そこから判明したことは、「初診では、患者さんの過去の病気の歴史（既往歴）を最も重視している」ことでした。

前回のコラムでは医者選びは「お見合い」と言いました。

皆さんもお見合い(就職、お受験、面談、恋愛)の時にはまず相手の経歴（人生）を知りたいと思いますよね？

過去の病気のリストにはその患者さんの健康や生活や労働環境など、

病気に関わる様々な情報が凝縮されているのです。

お医者さんもそうした観点から過去の病気を重視するんですね。

次回はそうした情報を効率的に医師に伝えるツールをご紹介します。

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