健康コラムシリーズ【最終回前編〜上手な医者のかかり方〜】
掲載日:2023.08.22
こんにちは。院長の稲熊です。
北海道でも厳しい暑さが続いておりますが、体調崩されてませんか?
さて、上手な医者のかかり方、最終回の今回は当院の考えるかかりつけ医についてのお話です。
社会の求めるかかりつけ医ってどんなものでしょうか?
厚生労働省によると、このように示されていました。
“「どんな病気でもまずは診療できる」が7割弱、「専門医又は専門医療機関への紹介」が6割強となっており、他にも「これまでの病歴や処方の把握」、「夜間・休日の問い合わせへの対応」、「感染症発生時など有事への対応」、「往診や訪問診療などの在宅医療」など ”
「かかりつけ医機能が発揮される制度整備」について詳しくみる >
しかし、コロナ禍で従来の「かかりつけ医」をうたう多くの医療機関で、発熱患者を診療しないという事態が起きました。
個々の医療機関の事情はあるにせよ、やはり国民の期待する機能が果たせなかった。
国民にとって、これはとても残念なことだったと思います。
日本医師会ではかかりつけ医についてこのように述べています。
「国民の信頼に応えるかかりつけ医として」について詳しくみる >
ここで注目したいのは、次のところです。
「 患者さんがもっとも安心・安全かつ効率的に最善の医療に到達できるよう医療のデジタル化を進めます。」
「 外来へのアクセスが困難な患者さんのために、在宅医療やオンライン診療など、患者さんのそばに寄り添える方法を選択します。」
医師会もコロナ禍の反省を踏まえ、時代の要請に基づいて変革しようとしているんですね。
これからは「クリニックの中で患者さんを待つだけの町医者=待ち医者」からの脱却をしなければいけません。
次回の後編では、こうした状況の中で、これからの診療はどうあるべきで、
そして緑町診療所はどのような取り組みを行なっていくのかについて、お話しします。
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